モリブデンは

リブデン:原子番号42の元素。

元素記号はMo。

クロム族元素の一つ。

銀白色の硬い金属。

常温、常圧で安定な結晶構造は、体心立方構造で、比重は10.28、融点は2620℃、沸点は4650℃。

空気中では酸化被膜を作り内部が保護される。

高温で酸素やハロゲン元素と反応する。

アンモニア水には可溶。

熱濃硫酸、硝酸、王水にも溶ける。

原子価は+2価-+6価。

輝水鉛鉱に含まれる。

資源としては、アメリカで約30%、チリで約30%など、北南米で世界の過半数を産出している。

「モリブデン」という日本語の名称は、ドイツ語のMolybdanによる。

モリブデンは、人体にとって必須元素で、尿酸の生成、造血作用、体内の銅の排泄などに関わる。

微生物の窒素固定に関しての酵素にも深く関わっており、地球上の窒素固定量の70%以上は、モリブデンが関与していることになる。

また、植物にとっても必須元素であるため、モリブデン酸のナトリウム塩やアンモニウム塩の形で、肥料として販売されている。
update:2010年07月21日